子育て世代のママやパパは、育児や仕事に追われ、ゆっくりと休む時間が取れないというケースが多いようです。そのため、精神的にも肉体的にも疲労が蓄積し、発散できずにまた疲労するという悪循環を繰り返してしまう人も少なくありません。
そこで今回は、ちょっとした合間を利用してリフレッシュできる、子育て世代のママ&パパにおすすめの「すきまメンタルケア」をご紹介します。
■メンタルケアって何?どれくらい大事なの?
メンタルケアとは、精神面をサポートしてあげることです。
たとえば、風邪を引いたときにはカラダを休めて、温かい飲み物を飲んだり消化に良いものを食べたりしますね。
そういった肉体面でのケアと同じように、精神面をサポートするのが「メンタルケア」です。簡単に言うと、ストレスを感じるときや仕事や育児がうまくいっていないと感じて自分を責めてしまうようなときに、精神が安らいだり気分を切り替えられたりするよう導いてあげることです。
■紙に感情を書き出す
怒りや悲しみがおさまらないときは感情を紙になぐり書きすることで、感情が発散され、自分自身の気持ちを客観的にみることができるようになります。
自分自身の感情を客観的に受け止めることで、冷静さを取り戻す心理的なこの方法は、時間や場所も選ばないのでおすすめの方法です。
手帳や日記帳などに綴っておくというのも、ひとつの手段と言えます。
■人に話す
気の置けない友人や家族に、怒り心頭な出来事や悲しかったことなどを話して発散するのもおすすめです。
育児のことであれば、ママ友やパパ友たちと難しさや大変さを共有することで、解決方法がみえてくることもあります。
悩みを打ち明けるだけでなく、自分が悩みを解決するために工夫していることなども話してみましょう。
現在、21歳・17歳・9歳の子育て中である筆者は、同じ年代の子供を持つママ友・パパ友のアドバイスは役立つものが多く、その存在はとても心強いと感じています。
こういった心強い存在もまた、精神面のサポートにつながると言えます。
■童心に返って遊ぶ
精神を安定させると言われる軽いストレッチや有酸素運動ですが、子育て中のママやパパはジムに通ったり散歩をしたりする時間が取れないことも少なくないでしょう。
そこで、子供たちとアスレチックや公園などに出かけ、童心に返って遊ぶという方法がおすすめです。アスレチックや公園の遊具は、普段使わない筋肉を動かすことも多いので、意外と運動になります。
子供を預ける必要がなく、お金もかからないので、ぜひ家族で楽しんでみてください。
■まとめ
精神面も、肉体面と同じように早め早めのケアがとても大切です。
「ストレスかも?」と感じたら、本記事で紹介した、育児や仕事の合間を利用して簡単に実践できる「メンタルケア」をおこなってみてくださいね。
また、普段から無理をしないようできるだけ周囲にも協力を仰ぎ、すきまメンタルケアも取り入れながら楽しい子育てライフを目指しましょう。
山内良子 Ryoko Yamauchi 2008年頃から接客業務改善などの業務に携わりながら、資格を生かした親子クッキングイベントなどを開催。現在は主にライターとして活動し、旅や暮らし、インタビューや経営者向けの記事など幅広く執筆中。「妊活WOMAN®コラム」では、学んだ心理学を活かしながら、女性の気持ちが軽くなるような記事づくりを目指している。https://www.liblaboratory.com/yamauchiryoko
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