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妊娠できないのは夫婦の相性が悪いから?メンタルケアでできる相性改善方法!


私も妊活をしていたころにこの話を聞き、夫婦仲がとても良い自分には関係のないことだと思ったことがあります。


妊活で「夫婦の相性」という時には「身体的な相性」と「性格上の相性」の2つがあります。

今回は、このことについてお話します。


■身体的な夫婦の相性

どんなに夫婦仲が良くても、身体的な相性が悪いと妊娠に至らないことがあります。

「身体的な相性」というのは、言い換えると「女性の子宮頚管粘液と精子の相性」とも言えます。


子宮頚管粘液とは、膣と子宮腔をつなぐ子宮頚管を満たしている粘液のことです。


子宮内は異物の侵入を防ぐ耐め、通常は酸性になっています。

しかし、精子は酸性の中では生きていけないので排卵に向けてアルカリ性の子宮頚管粘液を分泌し、精子を迎え入れる準備をするのです。

そうすることで、精子は生きることができ、卵子の元まで泳いでいくことができます。

ところが、この子宮頸管粘液の中で精子が生きていけない場合もあるのです。

それが、「身体的に相性が悪い」ということになるのです。

この「身体的な相性」は、婦人科などで受けられる「フーナーテスト」で調べることができます。

医師に子宮頚管粘液が多い時期を調べてもらい、指定された日に性交渉をし、12時間以内に子宮頚管粘液を調べるものです。

「精子の数と運動率」以外にも「子宮頚管粘液の異常」もわかるので、妊活の検査としてはとても重要な検査の1つになります。


しかし、検査の時期が早かったり遅かったりすると子宮頚管粘液が少ないこともあるため、正しい検査結果が得られません。

検査結果が悪い場合は複数回このテストをすることで医師が正しい診断を下せるようになります。

医学的な相性を知ることのメリットは、治療により妊娠の可能性を高めることができることです。


いくら自然妊娠を望んでも、身体的に難しい場合身体のことを知らずに自己流のタイミング法をすることはいたずらに妊活期間を延ばすだけになります。

まずは、夫婦の体のことを知ることが妊活においてはとても大切です。



■メンタルケアでできる「身体的な夫婦の相性」改善方法

フーナーテストを受けていただいた結果、「そもそも子宮頚管粘液の分泌が少ない」と診断された方は、メンタルケアで改善を図る方法を試してみてください。


「子宮頚管粘液」はエストロゲンという女性ホルモンの作用で分泌がなされるのですが、ホルモンバランスが乱れているとうまく分泌がなされません。

ホルモンを整えるには、ホルモン分泌の指令を出す「視床下部」の働きをよくすることが大事で、そのためには自律神経を整えるためにストレスケアをすることが必須だからです。


医学的に薬で整える方法もありますが、それだと対処療法となり、根本的な解決にはなりません。長い目で見て「女性ホルモンを整えたい」と思う方は、ぜひメンタルケアをすることから取り組んでみてください。


■性格上の相性

「性格上の相性」は、一般的に言われる「相性」占いなどで気にする方も多いですよね。

こちらの改善については心理カウンセラーである私の専門分野です。

例えば、

妊活に対する温度差があるので排卵日前後で夫婦関係を持てない

という場合は、「性格上の相性」を改善することを考えるとよいでしょう。

そもそも夫婦であるからにはお互いに愛し合って一生を共にする決意をしたから今に至る方がほとんどだと思います。それなのに「性格上の相性」を改善したいと思うということは何かしらの理由があってのことでしょう。

その理由を紐解き、お互いを尊重して長い人生をこれからともに歩んでいくために、この機会にきちんとお互いを知る選択をぜひしてほしいです。

「相性を改善する」というとお互い、もしくはどちらかが何かを変えたり、直したり、我慢したりしなくてはいけないと思うかもしれません。


でも、それってなんだか窮屈ですし、ワクワクしませんよね。

お互いがどんな性格の持ち主なのかを知り、どういうコミュニケーションの取り方をしたらもっと楽しく過ごしていけるかを考える。


この方が楽しい気持ちになりますよね。


LIB Laboratoryの夫婦カウンセリングでは、各々が持つ特性やコミュニケーションの癖などを知ることで「それぞれを尊重しながらコミュニケーションを改善する方法」を見つけていきます。


  • 妊活のことでお互いを責めることがある

  • 相手に合わせて我慢している

上記に当てはまる妊活WOMAN®さんはぜひ一度夫婦カウンセリングをうけてみてください。 「つまずいているポイントはここだったのか!」と心がスーッと軽くなりますよ。

でも、カウンセリングって、ちょっと敷居が高い気がする…。

マンツーマンでカウンセラーとお話するの緊張しちゃう…。

病気じゃないのにカウンセリング?大げさかしら?

そんな妊活WOMAN®さんには、「妊活CAFE」という少人数で妊活の悩みなどを話し合ったり、メンタルケアを学んだりできるLIB Laboratoryのイベントがオススメです。

過去に参加された方からは、

  • 1人で悩んでいたけれど、自分だけではないことがわかってよかった。

  • 今日学んだことを家に帰っても実践してみます

などのお声も頂いています。

ご参加のお申込はこちらから

夫婦2人で取り組む妊活を一緒に実現していきましょう。


 

今井 さいこ Saiko Imai


LIB Laboratory代表。公認心理師/睡眠指導者。

高校生の時「環境が心に与える影響」に興味を持ったことから、大学で心理学を専攻。臨床心理学を中心に認知心理学、知覚心理学、行動心理学、生物心理学、発達心理学を学ぶ。

その後、社会人としてベンチャー企業に勤める傍ら、心理カウンセラーとしての勉強と実践を積み、女性向けカウンセリングを始める。

2013年から7年間妊活支援に特化した心理カウンセリングを提供。現在は、睡眠指導者やナチュラルライフセラピスト、アロマテラピーアドバイザーの知識も活かした心理カウンセリングにより、心身共に健康に導くカウンセリング、パフォーマンスを上げるための睡眠指導をおこなっている。

https://www.liblaboratory.com/imaisaiko

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