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災害時に妊活女性をサポートしたいときの気遣い&心理学活用編

妊活中の妻や姉妹、親しい友達が地震など突然の災害に見舞われてしまったら、どうにかサポートしたいと考えるでしょう。けれど、「妊活中」ということで、つい気を遣いすぎ、なかなか実行に移せないという方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、被災した妊活中の女性におすすめの気遣いや、心理学を活用して精神の緊張をやわらげる方法を紹介します。


■サポートしたいと考えている方へ

妊活中かどうかに関係なく、被災者は精神的にも肉体的にも疲れているため、あなたのサポートを素直に受け取れないこともあります。大きなショックを受けたときに、人は状況を受け入れることを拒絶することもあり、その反応はごく自然なことなのです。喜んでもらえると期待していると悲しい気持ちになるかもしれませんが、そこは、相手の心理プロセスの1つだということを知り、その心情を理解しましょう。

あなたの「サポートしたい」という気持ちは、行動や態度で伝わっているはずです。



■まずは状況を聞いてみる

被災者と連絡がつく場合には、まず、いまの状態について尋ねてみましょう。サポートしてあげたいと考えている被災者が、新聞やニュースの情報と同じ状況にいるとは限りません。事前の防災準備で準備しているものもあるかもしれないため、まずはどのような支援が必要かを知る必要があります。もし、被災者の方が遠慮がちな性格の場合は、栄養補助食品や水などの食料品を中心に物資を送ると喜ばれるかもしれません。

※ただし、地域の状況、配達に関する状況は調べてから配送できるかどうかなど送るように

 しましょう


妊活中の女性にだからこそ差し入れたいものを次の項目にまとめてみました。


■妊活中の女性にだから差し入れたいもの3選

◇GABAを含む健康食品やお菓子

GABAには、神経の興奮を抑える効果があります。被災地で眠れない夜を過ごすと、恐怖や不安を感じる時間が長くなり、カラダにとっても良くありません。

そんな精神面やカラダの負担を、少しでも軽減してあげたいですね。

◇腹巻

季節にもよりますが、避難所は床などが多いため、知らない間にカラダを冷やしてしまうことがあります。妊活中の女性のお腹は、特にあたたかい状態を保ってあげたいものです。

冬など冷えが厳しい時期は、使い捨てカイロも一緒に送ってあげましょう。

◇太陽光でチャージできるスマートフォン充電器

妊活中の女性は、現状への不安に加え、不妊治療がストップすることにも不安を感じています。そんなときは、同じ境遇にいる妊活中の被災者たちと情報を共有し、励ましたり愚痴を言い合ったりすることが支えになることも多いようです。

そのため、スマートフォンを使用する頻度が増えるので、ソーラーチャージできる大容量の充電器は心強いものになるでしょう。


■近くにいる妊活女性を心理学を活用してサポートしたいとき

こういうときこそ、以前にも妊活WOMAN®で紹介した、オキシトシンを分泌させる身体接触をおこなってみましょう。

  • 肩をそっと引き寄せる

  • ギュっと抱きしめてあげる

避難所などで人目がある場合は、

  • 手を握る

  • 頭を撫でてあげる

もっとライトな方法としては、足ツボマッサージをしてあげたり、肩たたきなどをして自然に接触をすることです。これは、心理学にもよく登場する、もうひとつの幸せホルモン「セロトニン」をたくさん分泌させる方法です。

ぜひ、試してみてくださいね。



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山内良子 Ryoko Yamauchi


2008年頃から接客業務改善などの業務に携わりながら、資格を生かした親子クッキングイベントなどを開催。現在は主にライターとして活動し、旅や暮らし、インタビューや経営者向けの記事など幅広く執筆中。「妊活WOMAN®コラム」では、学んだ心理学を活かしながら、女性の気持ちが軽くなるような記事づくりを目指している。https://www.liblaboratory.com/yamauchiryoko

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