赤ちゃんとの対面を楽しみにしている妊活女性にとって、妊活中の食事はとても気になるものですね。どんなものを積極的に食べればよいのか、それとも、避ければよいのか… 今回はそんな悩みを少しでも減らすべく、妊活中に食べないほうがよい食品や食材を大公開いたします。
■妊活中に食べないほうがよいものもあるの?
気分転換や癒しのキッカケになるような食べ物でも、「妊活中には避けたほうがよい」というものもあります。 妊活中は、いつ妊娠しても大丈夫なようにカラダを整えておきたい期間です。 そのためバランスのよい食事を摂るのはもちろんのこと、妊娠中に控えたほうがよいような食べ物は、避けておいたほうが無難と言えます。
■パターン別「妊活中に避けたほうがよい理由」
妊活中に食べないほうがよいと言われているものは、「食べることを禁止」されているわけではありません。けれど、赤ちゃんや妊娠に対してよくない影響を与える可能性があるため、妊活中から避けたほうがよいとされています。
避けたほうがよい食品や食材は大きく分けて下記の3パターンに分類されます。
リスク要因があるもの
控えたほうがよいもの
過剰摂取に気をつけたほうがよいもの
それぞれ、どういったリスクや影響を与える可能性があるのか、次の項目で詳しくみていきましょう。
■妊活中に食べないほうがよいとされる食品や食材が与える影響とは?
◇リスク要因のあるもの 子宮収縮作用が懸念される食品や食材のことです。 妊娠に気づかず流産するという危険性もあるため、リスク要因のあるものは控えておきましょう。 ◇控えたほうがよいもの 食品添加物など自然界に存在しないものが胎児に与える影響についてはわかっていないことも多いため、できるだけ控えることをおすすめします。 ◇過剰摂取に気をつけたほうがよいもの 過剰摂取により、胎児の奇形リスクが高まったり、発育によくない影響を与えたりすることがある食材や食品です。 ◇リスク要因を持つ食品や食材 ・チーズ ・生ハム ・ササミの燻製 ・ローストビーフ ・スムークサーモン など 未殺菌で加熱していない乳製品や食肉加工品、魚介類の加工品には、リステリア食中毒の感染リスクがあり、感染した場合は流産や発育への影響があるとされています。 ◇控えたほうがよい食品や食材 ・アルコール ・カフェイン飲料 ・身体を冷やすもの ・食品添加物 など 食品添加物は、レトルト食品や加工食品に多く含まれている傾向にあるため、袋の成分表をチェックして購入しましょう。 ◇過剰摂取しないよう配慮が必要な食品や食材 ・うなぎ ・レバー 胎児の奇形リスクが高まるとされている「動物性ビタミンA(レチノール)」は、妊活中から過剰摂取しないことをおすすめします。 また、一般的に不健康とされているものも、避けたほうがよいと言えます。
■まとめ
妊活中は、「いつ妊娠してもおかしくない」期間でもあります。 ぜひ、今回紹介した「妊活中に食べたほうがよいもの」を参考に、元気な赤ちゃんを迎える準備を整えてくださいね。
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山内良子 Ryoko Yamauchi
2008年頃から接客業務改善などの業務に携わりながら、資格を生かした親子クッキングイベントなどを開催。現在は主にライターとして活動し、旅や暮らし、インタビューや経営者向けの記事など幅広く執筆中。「妊活WOMAN®コラム」では、学んだ心理学を活かしながら、女性の気持ちが軽くなるような記事づくりを目指している。
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